伝統工芸・つりしのぶ

東京で唯一の「つりしのぶ園」継承者、深野晃正さん

つりしのぶ

つりしのぶの伝承者、深野さん

直伝で作り方を教えていただきました。

最初は「筏」から。
真竹の芯材にハイ苔を巻きつけて、0.3ミリのエナメル線でしっかり巻き上げます。

ハイゴケ

ハイゴケ

巻きつけたハイ苔の上に、同様の長さに切り分けたシノブの根茎を四、五本並べます。
同じく、エナメル線で根茎をハイ苔の上に巻きつけます。

しのぶ 根茎

しのぶ 根茎

「筏」となる二本の芯材を平行に並べて、0.7ミリのエナメル線で縛ります。

つりしのぶ、筏

つりしのぶ、筏

つりしのぶ「筏」の完成です。